こんにちは。歯科衛生士の真坂です。
今日も元気に診療しています!
先日初台の阿波踊りを見に行ってきました。
思っていたよりも人が多く友達のアパートの
ベランダから見ていたのですが、
そこからでも伝わる迫力でした!
見ていると太鼓の音に興奮して
最後は外に出て踊りに参加していました!
お祭りの音を聞くと体が反応してしまうあたりが
やっぱり日本人だなぁと思いました。
さて今回は歯のメンテナンスとは何か?
についてお話したいと思います。
メンテナンスとは虫歯や歯周病の治療が終了し、
病状が安定した口腔内を長期間維持するための治療です。
当院では3か月に1回の定期健診の際、
メンテナンスも同時に行っております。
もちろん虫歯のある方や、歯周病の進行が見られる方は
メンテナンスを受ける前に治療や短い期間での集中的な
歯のクリーニングなどを受けていただく必要があります。
治療が終了して初めて、メンテナンスに入り
長期的に経過を見ていくことになります。
またメンテナンスの期間に入ってからも
定期健診などで虫歯や歯周病の進行
が見られる歯に対しては
再度、治療させていただくこともあります。
しかし、いまいち歯のメンテナンスの大切さが分からない
という方もいらっしゃるかと思います。
ある論文で、メンテナンスの開始時期によって
30年間失う歯の本数に違いが出るという検証がされています。
メンテナンスの開始が20から30歳だと0.4本、
36から50歳だと0.7本で51から65歳が1.8本となっています。
現在50代で歯を失う本数の平均が3.1本とされています。
このことからメンテナンスの大切さと
若いうちからのメンテナンスが有効ということが分かります。
家でしっかり磨いていてもなぜ
メンテナンスが必要になってくるのかでしょう?
歯の表面のぬるぬるとした汚れをバイオフィルムといいます。
細菌が何種類も集まってできたもので、
歯ブラシだけでは簡単に落とすことはできません。
また歯茎の中の深い部分は歯ブラシでは届きませんよね?
セルフケアが行き届かない場所をメンテナンスで
補う事でいい状態を維持することが出来ます。
歯は全身の健康にも様々な影響を与えます。
メンテナンスでいい状態を保ちたいですね!
そして最近、歯医者に行ってないなという方は
まずは健診から受けていただくことをおすすめします。
メンテナンスについてこんな記事も読まれています。
歯周病
https://www.first-dc.com/perio.htm
インプラントトラブルの原因は?
https://www.first-dc.com/mm/mm211.htm
超音波スケーラーでクリーニング
https://www.first-dc.com/mm/mm71.htm
歯のクリーニングの流れ