永久歯が生えてこない というのは、意外と多い病気です。
統計的にはあまりデータがないのですが、体感的には10人に1人以上はいらっしゃると思います。
自分では気付きにくいですし、歯科医院に行って指摘されて初めて知ったという方が多いようです。
パターンとしては
1.乳歯が残っている。永久歯が生えてこない。
2.乳歯が抜けてしまった。永久歯が後から生えてこない。
3.歯医者で普通より歯が少ないといわれ、初めて気付いた。(生えてこないというよりは、はじめから無い。)
の3つになります。
治療方法としては
まず検査して本当に永久歯が生えてこないのか?
本当は歯が無いのかを調べる必要があります。
まだ永久歯が生えてこないというのであれば、
矯正歯科治療で歯が出るようにしないといけないケースが多いです。
そのまま放置していてもなかなか出てくることは無く
埋まってまま出てこないケースが多発しています。
ですので矯正歯科を受診しましょう。
それでは本当に永久歯が無い場合ですが、成長の過程で
高校生ぐらいまで成長した時点でインプラントなど
で治療しています。
歯を生えさせるということは不可能ですので、
その上でどうするか長期的な計画が必要です。
指が少ないと障害?ということで大変な事になると思うのですが、
歯が少ないというのは目立たないこともありあまり話題にはなりません。
歯の数が極端に少ない場合(5本以上?)となると
大学病院などでは特殊な保険が適応になる場合があります。
ただし対象となる方はかなり少ないと思います。