ファーストデンタルクリニックの平澤です。
私事ですが、最近寒くて運動サボりがちです。
日本海側はまた大雪になるとか。
まだ暖かい春は遠いようです。
ここ数年、報道などで昔(20年以上前)の事件で
捕まった犯人の証拠が間違っており、真犯人は別にいた
などという話を聞いたことありませんか?
これらの新事実は2000年以降の遺伝子検査の技術進歩により
解明されたものです。
実は口の中の細菌も嫌気性(酸素に触れると死んでしまう)
のため培養不可能でした。
しかし遺伝子検査の技術進歩により
今までは分からなかった新たな事実がわかったのです。
たとえば心臓病の原因細菌の88%とほとんどが
口腔細菌から由来していることがわかったのです。
つまり虫歯や歯周病を放置してしまうと、
それらが消化器官や血管を通じで心臓に届きますので
全身に送られていくと考えていいでしょう。
お口の病気が心臓までに悪影響を及ぼしていることが
科学的に解明されたのです。
このような歯と全身の関係はこれ以外にも
特に話題になっています。
例えば歯科医院での栄養調査では、
歯の無い人はほとんどの栄養摂取は減少するにも関わらず、
炭水化物だけは摂取が増加するそうです。
この事は、歯がないと食べ易い炭水化物中心の食事となり
栄養が偏ってしまい健康に悪いと言えます。
消化器系の入り口である歯の病気を検診などで
未然に防ぎましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。