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3. 「特集:顎関節セルフチェック」
1.【好評です!メールサービスのお知らせ】
当院では診療の予約日や検診時期のおしらせを個別でメールにてご連絡するサービスを開始しました。
忘れがちな予約日などの連絡などメールにて約2日前にご連絡します。
2.【ブログ移転しました!】
今日から今後導入予定の治療についての患者アンケートを開始しています。
先着120名様にお願いしますのでご協力下さい。
患者にアンケートをとるということをしている医院は極めて少ない。
私の知る限りでは、私だけです。いろいろな考え方があるが、以前勤務していたところの院長は、、、
3. 突然ですが、『顎関節セルフチェック』特集です
春のせいかはわかりませんが、顎の調子がわるくてこられる方が増えています。
整形外科を受診される方が多いのですが、顎の関節は歯科が専門になります。
ただ、これが病気と感じてない方も多く、潜在的な方は多くいらっしゃいます。
主な症状としては
1.顎がカクカク音がする
2.口を大きく開けると痛い
3.口が開かない
です。
治療を受ける基準としては、
痛みが少しでもあったら、我慢せずに1週間以内に受診しましょう。
長く我慢すればするほど、こじれて治りにくくなります。
逆に音が鳴るだけの方の場合、積極的な治療には向かず、
下にあるような生活する上での注意点を守って頂ければ、治ったり悪化する事が防げます。
顎関節症の症状は病院に通院して治療を受けるだけでは改善しない場合もあり、
症状改善のためにはあなた自身の生活スタイルをふりかえる必要があります。
症状がなかなか軽くならないのは、あなた自身の生活の中に症状を長引かせる原因がある可能性があるからです。
ご自分の持っている癖や習慣をなおしたり、生活するうえで関節や筋肉に
よけいな負担がかからないように注意したり、
または症状に対する適切な対処をすることでかなり軽くなる可能性があります。
以下に症状改善のための具体的な項目をあげましたので、
よくお読みいただき生活の中で注意するとともに、
あてはまりそうな項目がありましたら担当医とも相談のうえで問題の解決につとめてください。
1.日常生活
・歯のくいしばりが必要な、重いものを持ち上げる動作は避けてください。
・お友達などとの長時間の会話は顎関節やあごの筋肉を疲れさせます。特に大きく口を
開けて笑う動作は負担が大きいので気を付けてください。
また、電話での長時間の会話も受話器を顎関節付近に押しつけていることもあって痛みが強くなるかもしれません。
・悪い姿勢を続けると首や肩の筋肉を疲れさせます。勉強をするときやOA機器を長時間
使うときは姿勢を正して、ときどき立ち上がってストレッチをして筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。
正しい姿勢は「頭は首の上に、首は背骨の上に」が基本です。
特にひたいを前に出すような猫背はくびと肩の筋肉の緊張をまねくのでやめましょう。
・精神的な緊張の持続は、無意識のうちに全身の筋緊張をまねいてあごや首の筋肉も
緊張します。緊張が持続する仕事に従事されている方は、30分ごとに緊張を解放することが必要です。
・無意識にあくびをすることで、顎関節や筋肉をいためることがあります。
あくびをするときにはあごの下からこぶしで支えてあげて、大きく口を開けなくともすむようにしてください。
・電話をくびと肩で挟んで仕事をするのは、その部分の筋肉の緊張を強く引き起こしますのでやめましょう。
・ほおづえをつくことで顎関節や筋肉を圧迫したり、おさえている力に対抗して顎関節や筋肉に緊張をまねくのでやめましょう。
・爪、鉛筆、パイプなど、前歯でかむと顎関節への圧迫が強くなるのでやめましょう。
・歯を常時接触させておかない
異常のないあごの場合、力を抜いた状態では上下の歯は接触していません。
食物をとろうとしたり会話をするときに歯が接触すると、
自動的にあごを動かす筋肉が緊張してあごを動かそうとしたり、
歯を接触させておくために筋肉が活動するようにできています。
ですから、生活の中で歯をくいしばっていたり、くいしばりはしていないものの、
たえず歯を接触させているひとは筋肉が絶えず働いていて疲れやすい状態になっていると同時に、
顎関節にもたえず力がかかっている可能性があります。このような癖は取り除きましょう。
「くちびるは軽く閉じて、舌はうわあごの前歯のうしろに軽くさわらせておき、
あごの力を抜いて上下の歯をさわらせない」という習慣に変えてしまうことにつとめてください。
このように頭の中に「常に歯を離しておく」と意識しましょう。
ただ、このような事は生活の中でつい忘れがちなものです。そこで、生活の中で自分に思い出せるように工夫をしましょう。
一つの方法としては、メモ用紙を用意し「歯を離しておく」と書いて、
自分が仕事や生活している場所で眼にふれるところに貼ってください。
これによって、忘れていてもメモに眼をとめることで 思い出させてくれます。
今すぐ、メモを書いて下さい。後でやろうなんて考えていると、忘れてしまいます。
ふせんに書いて貼れば、1分もかかりません。
このような方法で自らの行動を呼び起こす方法は、姿勢のコントロール、その他のくせの矯正などにも利用できます。
次回は「顎関節セルフチェック:食事の時の注意点」です。