歯石の意外な特徴とは?
こんにちは
ファーストデンタルクリニック、衛生士の和田です。
梅雨が明けたはずなのに、お天気が悪く蒸し暑い日が続い
ていますね。そのせいか、なんとなく気分も晴れません。
また、とっても残念なご報告事があります。
ファーストデンタルクリニックの看板娘!若松先生が
7月30日を最後に、退職されます。
私にとって、仕事でもプライベートでもよき相談相手・
飲み仲間で大変お世話になっていただけに、とっても寂し
い事です(涙)。
でも先生がステップアップしていくには必要な事なので
笑顔で送り出したいと思います。
若松先生、2年間本当にありがとうございました☆☆☆
さて、気持ちを切り替えて今回は歯石についてお話
したいと思います。
歯石とは、プラークが石灰化したもの・歯周病菌がだ液
中のカルシウム成分を取り込んだ時に出来る沈着物です。
歯石自体が、病原性を発して痛みを引き起こす事はあり
ませんが、歯石付いている事によって歯周病菌の住処が
増えて結果歯周病の増悪につながります。
それから、歯石の付き易い方と付きにくい方がいらっしゃ
いますがなぜだと思いますか?
清掃状態にも左右されますが、だ液の性状にもかなり
影響されます。
だ液は歯石を作るのに重要な要因であり、だ液腺開口部
に多く歯石が沈着します。分かり易い場所でいいますと、
下の前歯の裏側に付きやすくなります。
又、だ液量の多い方や、「さらさらだ液」と「ねばねばだ
液」では、「さらさらだ液」の方の方が歯石が付き易いと
いう結果が出ているようです。
デンタルフロスを使用することによって歯石沈着の
抑制にかなりの効果があるようです。
歯石は、一度付いてしまったら自分では除去できません。
早めの来院で歯周病が進行してしまうのを防ぎましょう!
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