こんにちは。歯科衛生士の岸です。
私の地元は山形で、この夏に世田谷に引っ越してきたばかりです。
よろしくお願いします。
私が住んでいる祖師ヶ谷大蔵駅付近には商店街や温泉があり、
いつもにぎわっています。
下町っぽくて、早速お気に入りの町になりました。
気になる雑貨屋さんやおしゃれなカフェがたくさんあるので、
近いうちに散策に行ってみようと思います。
今回は虫歯を放置するとどうなってしまうのか、
虫歯の進行に沿ってご説明します。
まず最初の変化は、歯の表面が白く濁った色になったり、
ザラザラした感じになります。
まだ穴はあいていませんが、進行する可能性が高いので要注意です。
この段階ではまだ虫歯のなりかけの状態です。
これ以上進行しないように予防する事ができます。
当院では定期的なクリーニングや虫歯予防のフッ素塗布を
行っています。
フッ素には歯の質を強くする効果があります。
当院ではフッ素濃度が高い歯磨きジェルやペーストを
販売しており、とてもおすすめです。
虫歯のなりかけを放置してしまった場合、
歯の表面にあるエナメル質に小さな穴があきます。
痛みなど自覚症状がほとんどないので、気付かない事もあります。
次の段階ではエナメル質の奥の象牙質まで虫歯が進んでしまい、
甘いものや冷たいものがしみるようになってきます。
そして歯の神経やその近くまで虫歯に侵されていきます。
この時、神経が炎症を起こしているので非常に強い痛みを感じます。
深い虫歯により、神経を抜かなければなりません。
放置してしまうことで虫歯が大きくなると、
小さい詰め物では補うことが難しくなり、
大きな被せ物で覆わなければいけなくなってしまいます。
さらに悪化してしまうと、歯の根の先に膿がたまったりと
歯の周りにも影響が出てきてしまいます。
歯を残すのが難しくなり、抜歯せざるをえなくなってしまいます。
虫歯を放置してしまうと、このように悪化していくのです。
お口の中のちょっとした変化に気付き、
痛みが出る前の段階でご来院されることをおすすめします。
ぜひ普段の歯磨きの後に、お口の中をよく観察してみて下さいね。