こんにちは。
歯科衛生士の菊地です。

 

 

季節の変わり目ですが、体調を崩されたりしていませんか?
夜は厚い毛布なしではぐっすり眠れないほど寒くなってしまいましたね。

 

 

私事ですが、先日は私の誕生日でした。

 

 

平澤先生やスタッフのみんなの寄せ書き入りの色紙を
誕生日に頂きました!

 

 

私の大大大好物の焼き鳥を食べながら祝って頂けて嬉しかったです。
いいこといっぱいの年になりますように。

 

 

 


今回は「歯周疾患」についてお話します。

 

 

歯周疾患という言葉を聞いたことはありますか?
聞いたことはあっても、詳しいことは
いまいち分からないという方が多いようです。

 

 

歯の周りには「歯周組織」があります。

 

歯を支えている「歯槽骨」
歯槽骨を覆っている「歯肉」
歯と歯槽骨をつないでいる「歯根膜」
歯の根っこのまわりにある「セメント質」

 

 

これらの4つの組織を歯周組織といいます。
この歯周組織に発生した病気のことを
歯周疾患と言うのです。

 

 


30、40歳代の方では85パーセント、
50代以上の方では95パーセントの方が
歯周疾患を発症していると言われています。

 

 

歯肉炎や歯周炎も、歯周疾患のひとつです。

 

 

歯肉炎は、歯肉が炎症を起こして腫れてしまい
歯周ポケットが深くなっている状態のことです。

 

 

歯周炎は、歯肉だけの炎症にとどまらず、
歯を支えている歯槽骨や歯根膜まで炎症が広がり、
歯周組織が壊されてしまう病気です。

 

 


このように、歯肉炎が悪化すると歯周炎になります。
どちらの歯周疾患の場合も、原因となるのは
プラーク(磨き残し)や歯石です。

 

 

歯の表面をつまようじでなぞってみて下さい。
すると、先に白いプラークの塊が付着します。
このわずかなプラークの中にも
数億匹の歯周病菌が潜んでいるのです。

 

 

また、プラークはブラッシングで取り除けますが、
歯石は取ることができません。
歯茎の中に硬くなった歯石が付いてしまうと、
そこから歯周病菌がどんどん繁殖し、
歯周炎が進行してしまうのです。

 

 


重度の歯周疾患の場合は歯がぐらついてきます。
そして、最後には歯を抜かなくてはいけません。
歯周疾患はとっても怖い病気なのです。

 

 

歯周疾患を防ぐためには、丁寧なブラッシングと
歯科医院での定期的な歯のクリーニングが
必要不可欠です。
三ヶ月に一度のクリーニングをおすすめします。

 

 

歯周疾患について分からないことがありましたら、
クリーニングの際に気軽にお尋ね下さいね。

 

 


今年も、当医院の受付では
ハロウィンの装飾を行っています。
来院の際は、かぼちゃだらけのかわいい受付を
ぜひ見ていって下さいね!