今回の症例は前歯のひどいガタツキを気にされて相談にいらした患者様です。
写真では分かりにくいのですが、前歯がひどく重なってしまい歯が隠れていました。
専門用語では「叢生」と言いますが、このような症例に対してはマウスピース矯正でも治療可能ですが、表側のワイヤー矯正の方が効率的に早く歯を動かすことが可能です。
表側のワイヤー矯正治療法はクラシックな矯正治療ですが、このように大きく歯を動かす必要がある場合には、歯に対して効率的なトルクコントロールできますので選択しました。
また、顎が小さく歯が並びきらないことも原因の一つですので、第一小臼歯を上下左右各1本ずつ抜歯して歯を並びやすく調整しました。
抜歯するのは大変だったと思いますが、おかげで歯をキレイに並べることが出来たと思います。
afterの写真が矯正後9年後の写真ですが、長くキレイな状態をキープできていると思います。
治療期間・回数
約2年、19回
費用※自由診療となります。
初回矯正相談0円、矯正検査27,500円、表側矯正装置880,000円、矯正装置調整5,500円/1回
リスク・副作用※保証内対応しますのでご相談ください。
疼痛、食事しづらい、話しづらい、歯根吸収、長期的後戻りする可能性。