こんにちは。歯科衛生士の越智です。今日も診療頑張っています。
寒い日が続いていますが体調は崩されていませんか?
私はお腹と背中にカイロを貼って過ごしています(笑)
最近は寒いので家の中でコタツに入ると
1歩も動きたくありません(笑)
私は犬を飼っているのですが犬も人間と
同じみたいでコタツの中に入るとなかなか出てきません。
ご飯の合図を出さないとコタツから出て来ないので
散歩に連れて行くのに一苦労です(笑)
さて、今回のお話は歯茎からの出血についてお話します。
皆さんは普段の歯磨きで歯茎から出血したことはありますか?
よく患者さんから歯磨き時の歯茎からの出血は大丈夫なのかという
質問を多々お受けすることがあります。
歯茎からの出血の多くは歯周病のサインです。
歯周病とは歯茎の際に溜まった歯垢や歯石が原因で
歯茎に炎症が起こった状態です。
炎症が起こった状態の歯茎に歯ブラシが触れると出血が起こります。
出血すると怖くなって歯磨きを控えめにする方がいますが
余計に歯垢や歯石が溜まり歯周病を進行させていきます。
では誰でも歯磨きをしっかり行えば
出血が止まるのかと言いますとそうではありません。
歯周病の初期段階の歯肉炎で歯石が付いていない状態であれば
歯磨きをしっかり行い、続けることで歯茎の炎症は落ち着いてきます。
また出血も止まってきます。
ですが歯肉炎でも歯石が付いていたり
歯肉炎が進行し、骨の破壊が見られる歯周炎になりますと
歯磨きだけでは歯茎の炎症・出血は治りません。
また、歯石になると歯磨きでは取れないので歯科医院で歯石を取ってもらい
正しい歯磨き指導を受けることで歯周病の進行を止め、予防に繋がります。
歯周病は痛みなどの自覚症状がなかなか出て来ない病気です。
1番分かりやすい症状が出血です。
出血の原因が全て歯周病とは限りませんが
歯磨きの仕方が違っていたりすることもあります。
歯周病は完全に治ることは難しく
定期的なクリーニングが必要不可欠になります。
定期的なクリーニングで歯周病治療・予防そして
正しい歯磨きの指導を受けてみてはいかがでしょうか?
当院でも行っていますので是非お越しください!
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