蒸し暑くなってきましたね。
今年の夏はいつもと違う夏になりそうで、
今からとても楽しみです。
こんにちは、歯科衛生士の佐藤です。
前回ご好評いただいたので、調子にのって、
クリーニングシリーズ第二段。
クリーニングの仕上げ、ポリッシングについてです。
ポリッシングとは高速に回転するブラシに
研磨剤を着けて、歯の表面を磨き、
ツヤを出すことを言います。
ポリッシングで、たまに笑いが我慢できない
患者さまがいらっしゃいます。
ブラシが歯ぐきに当ると少しくすぐったいようです。
そして、結構気持ちが良いみたいで、
お疲れの患者さまはポリッシングでだいたい
眠ってしまいます。
研磨剤を使用することでお茶やタバコの着色を
とることができます。
これだけで歯の表面がツルツルになります。
お手軽な審美歯科治療で綺麗になりますが、
正しくブラッシングを行わないと、
すぐに再着色してしまいます。
市販されている歯磨き粉に研磨剤が入っています。
入っていないのもありますが。
その作用を利用すれば、正しいブラッシングで
再着色を防ぐことができます。
どの治療も同じですが、最初にブラッシングの
方法を見直しておきましょう。
検診という形で、三ヶ月に一度のクリーニングで
ポリッシングを行います。
回数を重ねることで、着色が着きにくい
歯になる傾向があります。
以前から着色が着き易い患者さまがいらっしゃいました。
ポリッシングを行っても、すぐに再着色していたのですが
定期的にクリーニングに通ってくださるようになり
着色が目立たなくなっていったのです。
患者さまも着色が気にならなくなった、と
おっしゃってくださいました。
ポリッシングは歯の表面を滑らかにします。
ツルツルになることで着色がつきにくい歯になり、
歯垢が溜まりにくい歯になります。
虫歯予防にもとても効果的です。
これからもクリーニング中、
気になる機械などがありましたら
お気軽に聞いてくださいね。