こんにちは。歯科衛生の塩島です。
本日も診療頑張っています。
今回は矯正治療したいけど滑舌が気になるのですが?
についてお話します。
歯並びは発音や滑舌にも関係しています。歯並びが悪
いと息が歯の隙間から漏れてしまうので綺麗な発音を
することが出来ません。
矯正治療で歯並びを綺麗にすることで歯の隙間から息
が漏れることがなくなるので、発音がはっきりしてき
ます。
矯正装置の種類によっては初めは滑舌や発音に影響す
る場合があります。
歌手の方や楽器を演奏される方は特に影響が出ること
があります。
裏側の矯正装置は歯の裏側につくため舌があたるので
違和感や滑舌に1番影響を与えます。
矯正装置に慣れていくと滑舌、発音への違和感も次第
に軽減される傾向にあります。
裏側の矯正装置と比較すると表側の矯正装置やマウス
ピース矯正のほうが発音への影響は少ないです。
マウスピース矯正はご自身で取り外すことが出来るの
で歌う場面や人前に出る際に一時的に外すことが可能
です。
しかし、マウスピース矯正は1日22時間以上装着し
ないといけないので注意が必要です。
矯正装置ごとのメリット、デメリットをご説明します。
当院の矯正装置は4種類ございます。まずは歯の表側
からつけるブラケット矯正についてです。
メリットは歯の動きが1番早いことです。早い方だと
1年から1年半で矯正治療が終わるので治療期間は短
めです。
歯の表側についているので鏡を見ながら装置周りのプ
ラークを磨くことが出来ます。
デメリットは、歯の表側につくので見た目が気になる
方もいらっしゃいます。
また、頬にワイヤーと呼ばれる針金が当たってしまい
痛みを伴う場合があります。
痛みはとくに矯正治療を始めて1週間ほどは強くでる
ことが多いです。
ブラケットと呼ばれる歯の表面についている突起があ
たって痛い場合はワックスをお渡ししているのでそち
らを丸めて痛みがある部位につけて頂いています。
また、痛みを我慢できない場合は痛み止めの服用も良
いかと思います。
ワイヤーが飛び出て痛い場合は調整することもできま
す。
2つ目はリンガル矯正です。歯の裏側につく装置です
。メリットは歯の裏側につくので目立ちにくいことで
す。
デメリットは発音や滑舌に影響が出る場合があります
。治療期間は表側のブラケット矯正より長めになりま
す。歯並びによっては出来ない方もいらっしゃいます。
3つ目はインビザラインと呼ばれるマウスピース矯正
です。メリットはご自身で外すことが出来るので歯磨
きを通常通りに行えます。
また、透明なマウスピースなので目立ちにく装着時の
違和感も少ないことが多いです。
矯正を元々していて歯の後戻りを戻したい方にもお勧
めな矯正です。
歯並びによって、インビザラインの枚数やご料金が異
なります。
インビザラインは毎月の調整が必要のない方もいらっ
しゃるのでその場合は初めにトレーを全部お渡しし、
ご自身で周期ごとにトレーの交換をお願いしておりま
す。
デメリットは歯のがたつきが多い方や歯並びによって
は出来ない可能性があります。また、奥歯や歯の噛み
合わせが綺麗になりきらないことがあります。
装置はご自身で周期ごとに交換して頂くのでまめな方
にむいています。毎日22時間は装着して頂く必要が
あります。
さぼってしまうと治療期間が伸びたり、マウスピース
が入らなくなってしまうと再製料金がかかってしまう
ので注意が必要です。
4つ目はセラミック矯正です。セラミック矯正とはご
自身の歯を削りその上からセラミックを被せる方法で
す。
メリットは治療期間が短いことです。前歯のみに行え
るので費用を抑えられる可能性があります。
デメリットは前歯のみに適している治療法なので、歯
の噛み合わせや全体の歯並びを治すことが出来ません。
また、歯並びによっては神経をとることがあります。
歯を削らないといけないので歯を削ることに抵抗があ
る方には不向きな治療になります。
矯正治療を行うことで、発音や滑舌が良くなるだけで
はなくしっかり噛めることが出来ると肩こりや頭痛が
良くなると言われています。
また、歯磨きもしやすくなるので虫歯や歯周病にもな
りにくくなります。
そして歯並びが綺麗になることで口元に自信が持てる
ので笑顔が増えることが多くなると思います。
歯並びが良いと年を重ねた時もご自身の歯が残ってい
る可能性が高いとされています。
お支払い方法ですが、現金か歯科用ローンの取り扱い
があります。
歯科用のローンはボーナス月は少し多めにお支払いを
設定することが出来るので無理なくご自身のペースで
お支払いいただけます。
当院では無料の矯正相談を随時行っています。歯並び
で気になることやお困りがある方は是非一度ご相談下
さい。
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