歯は命の源

金属アレルギー

歯の金属が原因の金属アレルギー症状は、歯から遠いところ(手、足、背中、肩など)に出ることが多いです。これらは歯から遠いところに発症するため、歯の金属が原因とわかりにくいものです。保険の金属で作られたかぶせを入れてから、長年皮膚炎に悩まされ方で当院で完治された方が数多くいらっしゃいます。もしかしたら、と思われる方は一度検査されることをおススメします。※全ての皮膚症状が金属アレルギーというわけではありません。

歯科でよく使われ金属アレルギーになりやすいメタル

あなたのお口の中にもあるかもしれません!?
名称 成分 解決方法
アマルガム 水銀50%、銀35%・スズ9%・銅6%・少量の亜鉛。
水銀の占める割合は、全体のなんと約50%にも及ぶ金属アレルギーに最もなりやすいメタル。
歯科用の水銀は無機水銀を使用されていますが、無機水銀もメチル化水銀等も有機化すると、水俣病の原因となった有害な水銀となる場合があります。
セラミック、ハイブリッドなどのメタルフリー材料で治療する。
パラジウム合金 銀50%、パラジウム20%、銅15%、金12%。
保険でもっともよく使われている銀色の金属。
材質に関して説明なく、治療に使用されることが多く金属アレルギーになりやすい。
合金の劣化に伴う虫歯等を生じ、後に神経を抜いたり歯を削る等の再治療の必要性が高まる場合が多くみられます。
セラミック、ハイブリッドなどのメタルフリー材料で治療する。
噛み合わせが悪いと金合金で治療する場合もありますが、金以外の微量の混ぜ物に反応が出る場合も。
コバルトクロム合金 コバルト45から75%、クロム20から32%を主成分とする合金。
部分入れ歯の金属部分に多用され金属アレルギーの原因になる。
メタルフリーの入れ歯に。
ただ、メタルフリーの入れ歯は医院によって出来ない場合もあり。その場合プラチナを使うことも。